1965年、マドリード生まれの映画監督。スペイン文学で博士号を取得し、2つの著書『Buñuel, lector de Galdós(原題)』(2003年ペレス・ガルドス国際研究賞受賞)および『34 actores hablan de suoficio(原題)』(2008年)を執筆。後者はゴヤ賞にノミネートされたドキュメンタリー作品『Hécuba, un sueño de passion(原題)』(2006年)の続編である。代表作に、ベジャール亡き後、芸術監督となったジル・ロマンを中心としてベジャールの遺志を継いでバレエ団を存続させていくため、プレッシャーと葛藤の中で繰り広げる過酷な挑戦の日々に迫ったドキュメンタリー『ベジャール、そしてバレエはつづく』(09)がある。バレエ関連のドキュメンタリーの監督や脚本に多数携わっている。助監督として、ペドロ・アルモドバル、マリオ・カムス、バシリオ・マルティン・パティノ、カルロス・サウラといった映画監督のもとで経験を積んだ。